私のからだが教えてくれたこと

日々の気付きや暮らしの手仕事のこと

極端なワクチン賛成派と反対派の皆さんへの提案

note記事(2021/8/20)より転載

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※ここで言う「極端な」とは、自分とは異なった意見を一切受け入れないとか、異なった意見を持つ人に対してそれを無理矢理変えさせようとしている、等の方を想定しています。

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連日のコロナ関連の記事や報道を見ていて、ふと頭に浮かんだこと。

学校の授業でディベートを行っているところもあると思うけど、自分と反対意見を持つ人への理解を深める為に、あえて自分とは異なる意見側に立ってディベートを行うことがある。

これ、賛成派と反対派でやってみたらどうでしょうか。(そんなことできるか!と完全拒否されそう。でも、そんな討論会が有ったら是非視聴してみたい。)

そうすれば、お互いの意見は変わらないにしても、少なくとも前よりは相手を思いやる気持ちが持てるようになると思うのだけれど…

今は怒りとか憎みとか蔑みとかを人々の間に蔓延させてる場合ではないと思うし、打つ人も打たない人も社会で不利益を被ることなく、お互いを認め合いたい。

命に関わることなのでどうしても感情的になってしまうけど、肉を食べる/食べない、結婚する/しないぐらいの感覚で普通にお互いの考えを話せるようになりたい。

今は何だか世の中の空気がピリピリしていて、この話題を人に話す時はちょっと緊張してしまう。

忘れたくないのは、どちらの立場の人も「少しでも早くコロナ禍が終息し、多くの人の命が救われ、穏やかな日々が戻ること」を願っているということ。

根っこは同じのはずだ。

こんなことをつらつらと考えている私も、知らず知らずのうちに片寄った情報しか取り入れていないのかもしれない。

自分にとっての正しさや善意を誰かに押し付けようとしているかもしれない。

頭でっかちにならないように気を付けなければ。

ワクチン接種のことに限らずだけど、大切なのは自分で考えて自分でどうするか決めること。

命に関わることを他人に委ねたり強制されたりすべきじゃない。

他人は責任を取ってくれないのだから。

今のところ私が今分かっていることは、「結局いろんな事がよく分かっていない」ということだけだ。

分からないので分からないなりに、自分にとって最善と思われる選択をしている。

願わくば、ワクチンではなく治療薬が早く広まりますように。

そして、複雑ですごい可能性を秘めた人間の体が、私達を良い意味で驚かせてくれますように。

 

医療従事者の皆さん、その他コロナ禍終息のために日々尽力下さっている全ての皆さん、本当にありがとうございます。