身体感覚に注意を向けて眠れるように&メラトニンサプリの効果
note記事(2021/9/15)より転載
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子供の頃から眠るのは得意じゃなかった。
保育園のお昼寝の時間では、みんなみたいに上手に寝付けず、起きて作業中の先生の邪魔をしに行って困らせたりもした。
小学生時代からも、すごく疲れていた時はすぐに眠れたけど、とにかく夜になると目も頭も冴えてしまう。
親に隠れて聞く深夜ラジオは毎晩のお供だった。
そんな夜更かしっ子でも、そのうちちゃんと眠気がやって来て、朝までぐっすり眠れていた。
睡眠時間が足りてなくて、朝ぼんやりすることは多々あったけれど。
ところが、体を壊してからはすっかり不眠症になった。
睡眠薬はどれも朝体に嫌なダルさが残って、寝たはずなのに寝てないみたいだった。
最終的に睡眠薬を止めると、更に不眠が酷くなった。(反跳性不眠?)
でも、たまに睡眠薬無しで少し眠れることもあって、起きた時の体の軽さを味わうと、あぁこれが自然なのだ、とつくづく感じた。
そして、もう睡眠薬は飲まないと心に決めた。(無職で療養中の身だから出来ることだと感謝)
ところで少し前に、トラウマが心身に与える影響を調べる中で、「フェルデンクライスメソッド」「ソマティックエクスペリエンス」というのを知った。
いずれも身体の動きや感覚に注意を向けることで、心身を解放し楽にしていく方法だ。(と理解した。)
今まで自分自身と深く向き合う作業=心や意識の向け方を工夫することで体を楽にするという試みはしてきたが、身体の感覚に意識を向けることで脳(心)に変化を起こし体を楽にするというのは、私にとって新しい発見だった。
試しにフェルデンクライスジャパンのサイトで簡単なワークをしてみると、確かに、僅かだけど身体の感覚が変わっているのが分かる。
これが自分の今抱えている問題に上手く応用出来ないか?深い安心感に繋げることが出来ないか?今も試行錯誤している途中だけど、身体感覚がもたらす影響を少しづつ感じつつある。
夜も眠れないし昼寝なんてもっての外の私だったけど、午後、布団を一枚かぶるとウトウト出来るようになってきたのだ。
掛け布団の僅かな重みを肌に感じることで「これから眠りますよ~」というのを、脳に伝えているのかもしれないと思った。
それから、眠る時に鎖骨の辺りを軽くトントンとしていると、少し心が落ち着く。
母親が赤ちゃんを寝かしつけているイメージでやるのだけど、これも遠い昔の記憶を脳が呼び覚ましているのかもしれない。
身体の感覚って侮れない。
そもそも、ここまで体が悪くなる前に私の体は「不快」のサインを出していたのだけど、それを無視し続けてしまったのが、良くなかったなぁと反省している。
これからも自分にとって心地良いor悪い感覚に注意深く目を向けながら、それを大切にするようにしたい。
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ちなみに、最近試しにメラトニンのサプリ(スプレータイプ。輸入品。)を摂ったところ少量でめちゃくちゃ効いた。
まるで睡眠薬のように短時間の内にがーっと眠りに引き込まれて怖いぐらいだった。
睡眠薬に特有の朝のしんどさはない。
なので、睡眠薬は全部捨てたけど、このサプリはどうしても眠れない時のお守りとして持っている。
ただ、もうちょっと自然な感じで眠りに入れたら良いんだけどな…
(10月1日追記)
メラトニンサプリが恐ろしく効いたのは、どうやら摂取前に容器をちゃんと振っていなかったことが原因のようだった…(成分が沈殿していた?!)今は良く振ってから摂取しているので、程よい感じで効いている。